糖尿病や甲状腺の病気が専門の日進市(名古屋市東部)の内科クリニックです。

シックデイ

シックデイ

シックデイとは、糖尿病患者の方が、以下のような
症状によって、食事が摂れない状態の事を言います。

発熱
下痢
吐き気
おう吐
糖尿病患者の方は、日常的にもかかりやすいこれらの症状の
対応をきちんとしないと、症状の悪化により最悪の場合、
重篤な状態(昏睡や意識障害)に陥る可能性があります。

特に、Ⅰ型の糖尿病の方や高齢者の方は早期の対応が必要です。
「軽い風邪だろう」とか「下痢くらい放っておいても大丈夫」と甘く考えず、重症化する前にきちんとした対応が必要です。

血糖値が乱れやすくなる

シックデイになると、普段は血糖値が安定している患者でも
高血糖や低血糖になりやすくなります。

血糖コントロールが乱れやすい状態に、シックデイの症状が加わると、病状が急速に悪化する危険性があるので、注意して下さい。
 

シックデイの対応

シックデイになった時の対応方法について簡単にご説明します。

  1. 暖かくして安静にする
    体力の消耗を防ぎ、抵抗力を高めます。
  2. できるだけ水分、食事を摂りましょう
    脱水予防のためにも水分は多めに摂りましょう。
    お水やお茶などがお勧めです。スポーツドリンクなどは
    糖分が多いため注意しましょう。
  3. なるべく食事を摂りましょう
    食事が可能なら、消化の良いうどんやおかゆなどの炭水化物を摂りましょう。飲食が出来ている間は症状も悪化しにくくなります。

早めに受診しましょう

症状が軽い場合は1~2日程度様子を見ても良いでしょう。
ただし、以下の症状が1~2日程度続き、様子を見ても改善しないときは受診をお勧めします。

  • 38℃以上の熱が続く時
  • 食事が全く摂れない時
  • 下痢やおう吐が続く時
  • 高血糖(350mg/dl)以上が続く時
  • 薬など判断に迷う時  

自分自身が大丈夫と思っていても体がもたない
場合もあります。
判断に迷う場合は、受診をして主治医の指示に従うことをお勧めします。

特に、Ⅰ型の糖尿病の方や高齢者の方は早期の対応が必要なので、早めに受診しましょう。

シックデイの時の薬の服用

個人の症状によるので正確な判断は主治医と
相談して下さい。
以下の情報は一応の目安としてご理解下さい。

飲み薬は原則として服薬中止

シックデイの間は基本的に飲み薬を中止し、症状が完治したら再開して下さい。その間は、なるべく水分や消化の良い食事を摂り、病状の悪化を防ぎましょう

GLP-1製剤の方も、飲み薬と同様に対応してください。
(バイエッタ、ビクトーザ、ビデュリオン、トルリシティなど)

特に以下の薬を内服している方は、食事が摂れていても、シックデイの間は必ず内服を中止して下さい。
(スーグラ、フォシーガ、ルセフィ、アプルウェイ、デベルザ、 カナグル、ジャディアンス)

いずれの場合も、個々の薬の飲み方については、事前に医師に相談しておき、シックデイになった時にどうすればよいかを知っておきましょう。

インスリン注射は医師に相談

Ⅰ型糖尿病の方およびⅡ型糖尿病の方でインスリン注射が1日2回以上の方は、
食事が摂れなくても、全てのインスリンを中止してはいけません。
症状や食事量などに合わせてインスリンの打ち方を決めるので、事前に医師に相談して下さい。

Ⅱ型糖尿病の方(インスリン注射が1日1回の方)は、
症状や食事量などに合わせてインスリンの種類や量を決めるので、
事前に医師に相談して下さい。

必ず医師に相談を

シックデイの時はこまめに血糖測定をしましょう。

判断に迷うときは必ず医師や薬剤師に相談してください。
通常の受診時に医師に確認しておきシックデイに備えておきましょう。

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